1971年に日本橋高島屋で開催された展示即売会「欧州の家具と古民具」の図録です。
京都「恋壷洞」の福地通祐、ロンドンギャラリーの田島充、京都「柳商店」の柳重彦の３氏が主催。
この展示会で浜田庄司はスリップウェアを、秦秀雄はビクトリア朝の革張洋服箪笥を、
白洲正子は19世紀フランス製のバーベキュー用の鉄板を購入しました。ぜひ図録でご覧ください。

17世紀から19世紀のイギリス、フランス、スペイン、オランダなどの家具類を紹介。
スペインの食器棚、フランスの長持、ウィンザーチェアなど様々な椅子やテーブル、
スリップウェアにデルフト、マジョリカ、ウルビーノ、ピューターの皿など。
図版多数、一部カラー。バーナード・リーチ、駐日英国大使ジョン・ピルチャーらの賛辞が掲載されています。

カバーの表紙上部と背部分に数センチの切れた部分があり、内側から丁寧な古い補修があります。（写真6,7枚目）
カバー全体を透明ビニールで包んでおり、補修は気にならない程度と思いますが、ご承知おきください。
（写真は反射するため透明ビニールを外した約50年前に刊行された非常に古い古書ですのでヤケ・シミ等あります。ご理解の上、ご入札ください。