本体ダストカバーは磨いてとても綺麗 ほとんど傷なし


アーム ヒンジ ボタンなど金属部は磨いてピカピカ


軸もクリーニングして感度良好 リフターもグリス交換


側面なのであまり目立ちません木部膨らみ ここは難有


もちろんストロボはしっかり止まり速度調整もスムーズ


裏側も綺麗で劣化なし 脚部インシュレータゴムも良好


即決特典は純正カートリッジと希少新品針DT-33H


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ビクターVictor/JVC JL-B31 レコードプレーヤー 動作良好 整備/清掃済 外観に難有 MicroDD-5などの原器 希少ACモーター採用 ☆即決特典有

参考サイト https://audio-heritage.jp/VICTOR/player/jl-b31.html https://www.vinylengine.com/library/jvc/jl-b31.shtml
本機も私のお気に入りのアナログレコードプレーヤーです。同時期のJL-B41の姉妹機で41の廉価版のように見られていますが、本機にはなぜかエディカレントACサーボモーター41にはDCサーボモーターが使われていました(JL-B41Ⅱではなぜか本機と同じACサーボモーターが使われました)。41や44では松下製のDCモーターでしたが、本機のACモーターはビクター製のオリジナルと思われます。このACモーター採用が本機の大きな特徴ではないでしょうか。実はオークションでも人気でしばしばとても高額になるマイクロ DD-5などはこのビクターのACモーターを使っています。確かにDD-5はよくできたプレーヤーですがこちらの方がオリジナルなのにいまいち人気がありませんね。私はここがちょっと納得できません。周囲に流されず内容を見極めましょう。
現在でもDCモーターよりもコギングの発生しないACモーターの方が良いとされる方も多く居られるようですが、現在ではほぼ絶滅44や77などのシリーズは積層ブナ材を使っていますが、31や41のシリーズ機はパーティクルボードにプリントシートを貼った仕上げです。簡素化はされましたが綺麗に仕上がるのでその後の人気機種QL-5や7などのシリーズ機はこちらになりました。このプリントシートの良さは汚れてもクリーニングで驚くほど綺麗になる事ですね。
本機は複数台入手したうちの、動作に問題なく程度の良いものを簡単にクリーニング、メンテナンスしたものです。入手してチェックしてみますと内部の埃や全体の傷の少なさから使用感が少なく、とても程度の良い物でした。年式からすると傷は少なく化粧シートの剥がれも殆どありません。ただし左側面の一部の木部が水を吸ったのか膨らんでいます。側面なのであまり目立ちませんがここだけが難ありです。
プラッターやアームなど金属部の錆、腐食も少なくさらコンパウンドや金属磨きクロスなどで磨いてピカピカです。錆、腐食は磨いて取りましたが僅かにクスミは残っています。ヒンジ部なども磨いてとても綺麗です。ネジ類など取り外せる物は外して1本1本磨いています。こちらも錆は取って綺麗ですがやはり少し跡は残っています。もちろんキャビネットなど本体も特殊なクリーニングワックスで磨いて本当に綺麗です。
カートリッジは付属しませんが即決で購入された方には特典として新品時に付属されていたのと同じ純正カートリッジMD-1016をお付けします。MD-1016参考 https://en-ide-cart.blog.ss-blog.jp/2015-11-19https://audio-heritage.jp/VICTOR/etc/4md-1x.html
http://www.owarano.jp/HP_5asobitai/HP_5%20cartridge1/cartridge%20victor/cartridge%20victor.htm
付属の針はとても希少な未使用新品です。新品時に付属していた黄緑ノブのDT-33Sではなく黄色ノブのDT-33Hです。33Sは繊細さが特徴のクラシック向け、33Hは高出力タイプで鳴りのよい迫力が特徴のロック、ポピュラー向けです。新品として入手しましたが元々封印などありません。簡単な説明書も付いていてカンチレバーなど腐食も見られないので未使用品と思います。画像はカートリッジに針が付いていますがこちらは撮影用のサンプルです。付属する針は未使用品なのでテストはしていません。古いものですがこのタイプの針はダンパーは殆ど劣化しないので問題なく使えると思います。
軸受けは古い油をふき取り、新たに注油。これは有名なチタン軸受けオイルに特殊な添加剤をプラスしています。ビクター機などでよく問題になる電源部のケミコンを止めるボンドははみ出してパーツを腐食させる事がわかっているのでチェックしました。ケミコンは一度取り外して容量、ESR値をチェック、基板のボンドは取り去り、今度ははみ出さないないよう丁寧に塗って付け直しました。スイッチ類と回転調整ボリュームは信頼できる接点復活剤を複数使い分けて使用、接触不良はなくとてもスムーズに調整できます。
タバコのヤニで茶色く汚れる事の多いプレーヤーですが、本機はとても綺麗でした。さらに全体を特殊なワックスなどでクリーニングしました。ダストカバーもコンパウンドで軽く磨きクリーニングワックスで仕上げたのでとてもクリアーでかなり綺麗かと思います。細かいキズ、スレなどはごく僅かにありますが、全体的にとても綺麗な美品といえるのではないでしょうか。添付の画像をよくご覧になってご検討ください。写真は下手で申し訳ありませんが多めにupしておきました。
トーンアームは軸部をクリーニングしてトレースは問題なく感度良好。アームリフターもグリスを交換してゆっくりスムーズに降下します。アームはいちど取り外して丁寧に整備しました。使いやすいダイヤル式のアンチスケーティングも問題ありません。その他、回転も安定してストロボスコープも33回転、45回転も問題なく止まり回転調整もスムーズにできます。アームやプラッター、ツマミ類など金属部はコンパウンドや金属磨きクロスで磨いてピカピカです。プラッターのストロボ部も面倒ですが磨いてワックスをかけてあるので特にくっきりと鮮明に表示します。ゴムシートはクリーニングして保護剤をかけました。劣化しやすい脚のインシュレーターのゴムも特に問題なくこちらも保護剤をかけました。
付属品はゴムシートとEPアダプターになります。アース線はなかったので使いやすく末端処理した自作品をお付けします。画像にはレコードが写っていますがテスト用ですので付属しません。また、取扱説明書のコピーをお付けします。不鮮明なところはあるかと思いますがご了承ください。
さらに即決で購入された方には上述の純正カートリッジMD-1016と純正シェル、未使用新品針DT-33Hをお付けします。未使用針が付属しますのですぐにお使いいただけます。メーカー純正針はとても希少ですが他社製の互換針でしたら現在でも簡単に入手可能です。
はじめてレコードプレーヤーをお使いになる方はアームのバランスのとり方や針圧の掛け方、アームの高さの合わせ方カートリッジの取り付け方など一般的なプレーヤーの使い方をよくお調べになってからお使いください。よくプレーヤーで問題になるのはカートリッジの取り付けによる接触不良とアームやリフターの高さ調整ですね。
レコードプレーヤーは本機のように丁寧に作られていれば、まず良い音がします。その中ではアームがいちばん音に影響するかもしれません。アームは単品販売はされなかったようですが、基本性能は高いと思います。QL-7などに搭載されたUA-7045系のアームは連結部のゴムがヘタってウェイト下がりになるのですがこちらのTH方式はわざとウェイトを下げてトレース能力を高めています。連結部のゴムがヘタることは無いようです。本機の良さはなんといってもそのシンプルさ故の故障の少なさです。同じACモーターを使った機種を含めてこれは特筆もの。こういった古いプレーヤーでは大変重要ですね。レコードプレーヤーはマニュアル機よりオート機の方が人気のようですが、オート機は故障のリスクも高くなります。シンプルなマニュアル機は音の点でもずっと有利ですね。寝落ちを心配される方はテクニカなどの後付けのオートリフトアップを使いましょう。
ビクターはもともと日本ビクター蓄音器といったくらいでレコードプレーヤーの専門会社だったんですね。この機種の頃には松下製のモーターを採用したり、上級機種JL-B77には自社開発の最高レベル（現在でもこれを超えるのはあるのか？）のモーターを開発したり本機のように一時期ACモーターを開発採用したりまたDCモーターを開発採用しその後のメインモーターとして自社機はもちろんヤマハやマイクロなどにOEM供給する事になるようです。先行した松下にならって短期間に試行錯誤した後に各社に多数供給できるモーターを開発したのだと思います。短期間にこれだけ多くのモーター採用の機種があるのはプレーヤー専門会社としての意地があったんでしょう。
この機種はクォーツロックになる前の機種ですので回転が安定しないのではとお気になさる方も居られるかと思いますが私が多数のプレーヤーを使ったところでは全く問題ないと確信します。クォーツロックでないと音が変化するとかクォーツの方が音が良いとかはありません。クォーツなら調整がいらないというだけです。ストロボが安定して止まらないと気にされる方も居られるかと思いますがストロボは電源の50Hzまたは60Hzの明滅を利用しているので目安にすぎません。実際には電源周波数はその地域の電力使用量によっては微妙に変化するのです。発電所はその変化をできるだけ少なくする努力はしていますがクォーツ並みにする事はできません。DCサーボモーターですからプラッターの回転数は電源周波数には影響されません。周波数で変化するのはストロボの明滅周期です。この変化を回転の変化ととらえて頻繁に回転調整をすればボリュームが痛んでしまいます。
付属のカートリッジMD-1016はプレーヤー付属カートリッジの銘機Z-1S（MD-1025）の前機種といえる物で同様に交換針を換えることで4ch用などグレードを変える事ができました。それが可能なのは本体の性能が優れているという事に他なりません。製造はどちらもグランツ（ミタチ音響）でした。どちらも多くのメーカーに供給され数多くのバリエーションが存在しました。ビクターのMD-1016だけでも4種類の交換針があって、音や用途によって使い分けられます。本機の黄色ノブの針DT-33Hは高出力で迫力あるロック、ポピュラー向けの丸針のようです。もちろんジャズも最高ですね。このカートリッジは私のお気に入りでZ-1Sと並んでとてもプレーヤーの付属品とは思えない本格的な音がします。今でもこのMD-1016がベストと仰るマニアの方も居られるくらいなのです。
レコードプレーヤーはオーディオ製品の中では特に繊細でその取り扱いには熟練が必要かと思います。私は今でもレコードを聴くことがメインで多くのプレーヤーを使用してきました。やはりオーディオマニアでしたらレコードを聴きましょう。メカ部分がほとんどのアナログレコードプレーヤーはオーディオ機器の中では本当に特別な物と思います。
リサイクル業者の方などご自身で全くプレーヤーを扱う事のないオーディオとは無関係な方が梱包を行うとプラッターゴムシート、アームなどをロクに固定もせず送られてしまい本当に呆れる事が多いです。いくら細かく説明してもわからないのですね。たとえばコード、ケーブル類をほとんどの方はジャバラに折って束ねますね。これは輪っかにしましょう。メーカーの出荷時にそうしてしまうのをマネするのでしょう。新品なら良くてもケーブル類は経年で硬くなります。音響のプロは必ず輪っかにしますね。この点私は趣味でプレーヤーを扱って来ましたので梱包、発送に関しては安心してお任せください。プラッター、ゴムシート、カウンターウェイトなどは取り外して同梱します。アームはテープなどで固定して緩衝材も使います。ただし、段ボール箱や緩衝材はリサイクル品を使いますのでご了承ください。

□配送は送料のお徳なヤマト運輸宅急便ヤフネコ！、大きさは140サイズになると思います。
□新規の方、悪い評価がある方は入札を取り消させて頂く場合があります。
□動作しない、音が出ないなど重大な初期不良には対応します（商品到着後7日まで）。

とても古い商品です。その後の故障などについてはご容赦ください。
商品になります、あまりに神経質な方、購入意思の無い方、完璧を求める方の入札はお控えください。

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配送状況はこちらでも把握しております。取引ナビの受取連絡をクリックするだけですが、これを頂けないとこちらへの入金がされません。困った事に商品のお受け取りが済んだら取引終了と思われてしまう方が居られるようです。評価を下げさせていただく事もございますのでご注意ください。お受け取りになりましたら必ず受取連絡をお願いします。