仕様：89年製Charvel MODEL3DRのネックです。
一世を風靡したコンコルドヘッドが特徴の日本製Charvelネックですが、こちらはMODEL期の末期に追加されたリバースヘッド仕様のネックになります。
最近、海外だけではなく日本国内でもCharvelブランドの人気がとんでもなく上がっており、かなり入手が困難になってきました。
コロナ前に比べておおよそ2倍になった感じがあります。
この種ギターのMODEL3DRというのはストラト形状ではなく、ディンキー形状のボディとこのリバースヘッドが特徴のグレードでした。
リバースヘッドにドットポジションマークというのもシンプルなかっこよさがあり、シャークフィンと甲乙つけがたいと思います。
Charvelのリバースヘッドといえば故クリス・オリヴァ(SAVATAGE)が良く使用していましたね。
輸出モデルのデカロゴも使っていましたが、このオリジナルロゴモデルも良く使用してものです。
MODEL期末期の個体ですが、日本製なのできちんと作られており、スカーフジョイント部分の継ぎ目の段差やヘッドの面取りなどまさに芸術といっていいと思います。


スペックは
レギュラースケール(648ミリ)、つば出し22フレット。
仕様はメイプル、ローズ指板です。 指板はややフラットで、ネックの握りは薄く幅広なCシェイプです。
ネックエンドはラウンド形状。
フレットはジャンボフレットです。 ペグはビス穴斜めだしのロトマチックペグ対応です。
ナットはこのモデルからOフレット対応の上止めロックナットに対応しています。
元々Kahlerタイプですが、Floyd R2ナットでも問題なく付きます(ビス穴のピッチも一緒、ただしナット部分の幅は43.7mmと結構あります)。
ジョイントはオーソドックスなプレート4点止め。
サイズ：ネックエンドのサイズは幅57.8mm、厚さは25.7mm(フレットは含みません)、ナット幅は43.7mmです。
コンディション：ヘッドにほとんど目立たない薄い小傷がある程度で、非常に使用感が少なく綺麗な個体です。
ネックのフレットはほとんど段減りはなく、ジャンボフレットで全体的に9割近くの残があります。
メンテナンス：フレット研磨、外観磨き、指板清掃、レモンオイル塗りを施しています。
初期の日本製MODEL期のリバースCharvelネックです。
送料は、ゆうパック100サイズです。
個人的にはCharvelといえばHR/HMファンとして、非常に大好きなブランドなので、近年の再評価＆高騰はちょっとうれしいです。
入手は困難になってしまいましたが(笑)