xvpbvx 長さ 37.0cm
反り 0.8cm
目釘穴 1

元幅 約3.1㎝
元重 約0.64cm
茎長 約13.3cm
重量 約324g

上貝金着下貝銀着二重ハバキ
庵棟、生ぶ茎で栗尻、鑢目筋違い

私見ですが、沸匂深く地刃冴え、身幅広く、反りつく。鍛えは板目肌に杢目交じり、地沸厚くつき沸映りたつ。
刃紋は互の目に湯走り・飛焼き・棟焼き頻りにかかり足・葉太くよく入り小沸深くよくつき
金筋・稲妻・沸筋・砂流しよくかかり匂深く匂口明るい。帽子はのたれて小丸。

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初代輝広は関の兼常の末で名を藤四郎といい、埋忠命寿門人となり初銘を兼友または兼伴と切り、
慶長元年肥後守を受領し肥後守輝広と改める。
福島正則のお抱え工で、慶長六年に福島家転封により広島に移る。
二代照廣は甚八、初銘を兼久と切り、慶長十五年かそれ以前に播磨守を受領。
三代照廣は二代甚八の子長兵衛、芸州住藤原照廣と銘を切る。

一説には三代以降受領なしともいうが十一代、十三代は播磨守と銘す。
四代は長兵衛の弟の甚左衛門で一説に播磨守受領ともいう。
五代、六代、七代と続くが八代は一説に伊賀守受領ともいう。
九代、十代と進み十一代藤四郎は播磨守藤原輝廣と切る。
十二代は半治郎。 十三代、宇三郎は播磨守藤原輝廣と切る。十四代輝廣は弘化ころの時代。
初代肥後守は平造り脇差が多く、作風は堀川国広または村正に似る。（ここまで大鑑等からの引用）
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ちなみにどの代でも本刀の様な２文字銘についての情報は見つからず、代は特定できません。
参考に初代と二代の押形画像を最後尾に載せます。

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