---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------☆ デンオン製 DENON ステレオパワーアンプ POA-1500 無帰還アンプ 点検・整備済み キレイ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------1983年頃のヴィンテージなステレオパワーアンプです。当時は、「デンオン」でした。_011POA-1500の大きな特徴は、オーバーオールのNFBループをもたない無帰還方式の採用です。信号のフィードバックがなく、時間遅れが生じないため、動的歪みが発生しにい。また、NFB回路がないことから、スピーカーからの逆起電力の影響も受けにくく、信号系のハイスピード化に寄与しています。負帰還をかけていない終段には，「ダイレクトディストーションサーボ回路」が搭載され，歪みを低減しています。 アンプの詳しい仕様等はこちらをご覧ください。→ http://knisi2001.web.fc2.com/poa-1500.html 出品にあたり、点検・整備を行いました。主な内容は、次のとおりです。(点検・整備といっても、人によって作業内容が異なりますので記載します。) ・内部清掃・ホコリ除去 ・全基板のハンダ面の確認・補正・基板のパーツ面はIPAで拭き上げ、ハンダ面は洗浄しています。(絶縁向上、ノイズ低減、歪率向上)・劣化パーツの交換、コネクターピン端子研磨・清掃・主要ポイントの電解コンデンサを交換 (すべてのコンデンサを交換しているわけではありません。)・2つのスピーカー・リレーを分解・清掃・接触抵抗測定 (クロスバー、接点良好)・RCA端子を研磨、清掃・スピーカ端子を注油、清掃・背面のレベル調整ボリュームを分解・清掃 (一時しのぎの接点復活材は不使用)・前面パネルは洗浄後、IPAで除菌しています。・ケーシング、両サイドのウットドパネルは洗浄・IPA除菌しています。・終段パワートランジスタは、シリコングリースでなく、サーコン(放熱シート)が使用されています。・終段トランジスタは、オリジナルです。・大型パワーメーターのレベル調整・B電圧確認、アイドリングを調整。DCバランス自動調整です。・ダイレクトディストーションサーボ回路を調整 (1KHz,20kHz) 次の点がオリジナルと異なります。・インジケーターの電球をすべてLEDに変更しています。(DENON_Logo,Thermal,L-Channel,R-Channel)・パワーメーターの照明電球をLEDに変更。当面切れる心配はないと思います。・メーターのLED照明は、あえて白色を避け、違和感のない温かみのある色味のLEDを使用。明るさは抑えさえてあります。 性能を客観的に判断するため、アナライザーで測定しました。(VP-7723B)・→最大出力.....(186W at 8Ω 1kHz)・→歪率.........(0.005 at 8Ω,100W,1kHz)・→SN比.........(115dB IHF-A)・→残留ノイズ...(39.3μV) 使用感ですが・・・・・・(主観です)・正常に動作しています。NFBに頼らない無帰還ハイパワーアンプで・脚色感がなく中域・高域とのバランスが取れていて、艶やかでソリッドな音質です。・NormalとHigh Cut Filの2系統のRCA端子が装備されており、CDプレーヤなどダイレクトに接続できます。・2系統のスピーカー出力を持ち、フロントSWで選択可能です。・自己診断機能付きディスプレイが装備されています。自己診断機能をパスするとメーター照明が点灯します。・メーターは、対数圧縮されたピークメーター表示です。小気味の良く振れ、リスナーを飽きさせません。・背面のレベル調整ボリュームは、LR独立です。・パワーアンプには珍しく、サブソニック・フィルターを備えています。背面SWでオンオフできます。 39年ほど前のヴィンテージです。念入りに清掃しましたが、コキズ、ヨゴレはあります。写真では写しきれないキズ・ヨゴレ等もございます。経年のことを考慮するとキズ・ヨゴレ少なく、良好な